池松由理 × 田村真嗣 2人展

穏やかな潮風が通り抜ける、砂浜と漁港の地「奈多」

築約60年と一昔前の日本を思い出す古民家を、絵描き夫婦がコツコツと昭和レトロ･アンティークの風合いに改装しました。

本展、ギャラリープレオープニング記念展示会「池松由理×田村真嗣 2人展」では、2人がこれまでに制作してきた絵画作品など約20点を展示･販売いたします。

ゆったりとした時の流れの中で、心行くまで作品をご鑑賞ください。


何気なく過ごす日常の中で
ありとあらゆる所に潜むborderline。
正気と狂気。正常、異常。正義と悪。心地よいと感じる温度。
ignorance（無知：知らない＝愚かな様）と
innocence（無垢：知らない＝純粋で汚れのない様）…
私達は、毎日何かしらの境界線の上を行ったり来たりしながら生きている。
一体その境目は何処にあるのか。
そもそも、境目なんて存在するのだろうか…？
そんな事に想いを馳せながら
混沌とする日常を描いている。

池松 由理


ふとした瞬間の動物たち。
表情とは裏腹な感情が、空気を通して伝わり合ったような気がする。
静寂の中で高鳴る鼓動は何を意味していたのだろうか。
そんな記憶の断片を描き起こしています。

田村 真嗣